カテゴリー: 書籍・雑誌等

  • 西成彦先生御講演のおしらせ

    西成彦先生(立命館大学名誉教授)が、福岡ユネスコ文化講演会で御講演をなさいます。

    11月15日(土)福岡市電気ビル共創館、11月16日(日)北九州市立文学館の2会場になります。内容の紹介、申し込み方法などはフライヤーをご覧ください。
    是非、多くの皆様にご来場いただきますよう、お知らせ申し上げます。


    ポーランド回廊の文学

    utimurakannzou

  • 西成彦先生来熊トークイベントのお知らせ

    現在、立命館大学上席研究員でいらっしゃいます西成彦先生が、トークイベントのため来熊されます。

    <トークイベント>
    タイトル:ロシアと東欧ー革命の20世紀からウクライナの戦争までー
    Speaker:西成彦氏 馬場朝子 氏
    日時:10月4日(土)14:00~(13:00開場)
    会場:橙書店(熊本市中央区練兵町54松田ビル2F)
    Tel :096-355-1276
    入場料:無料(ワンドリンク制)
    申込:電話またはメールで予約してください。
    皆様のご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
    ロシアと東欧

  • 関口時正先生新刊のお知らせ


    51TNZheR1kL._SY342_

    若きポーランド 手がかり 単行本 – 2025/4/7

  • 関口時正先生翻訳の新刊ご紹介

    アンヘッリ《ポーランド文学古典叢書》第13巻 (ポーランド文学古典叢書 13巻) ハードカバー – 2025/5/27

  • 関口時正先生講演のご案内

    スクリーンショット_31-5-2025_73315_www.instagram.com

    《アンヘッリ》―詩人と画家が語るシベリア流刑

    ロマン主義時代のポーランドを代表する詩人の一人であり、その後の世代である若きポーランド に多大な影響を与えたユリウシュ・スウォヴァツキの劇詩『アンヘッリ』翻訳出版を記念して翻訳者自らが登壇します🎤

    5月31日(土)15時~16時30分
    先着80名様で当日11時より1階受付にて整理券を配布します!
    ご来場お待ちしております✨

    とのことです。
    お知らせがぎりぎりで申し訳ござませんが、もしもご都合のよろしい方がいらっしゃったらと存じましてお知らせいたします。

  • 金原先生と清水孝純先生追悼論集のお知らせ

    論考編、随筆編共に、熊大ゆかりの皆様が寄稿されており、随筆編で描かれた金原先生の在りし日のお姿には、胸を打たれます。
    西槇先生、お忙しい中、すばらしいご本をありがとうございました。
    またご興味はおありの方は、ネット書店などでも4月30日より販売となりますので、よろしくお願いいたします。

    比較文学論集

    比較文学論集 日本・中国・ロシア
    金原理先生と清水孝純先生を偲んで

    編者:日本比較文学会九州支部
    監修:西槇 偉(熊本大学教授)

    304頁
    定価 2800円 (+税)
    2025年4月発行

    紹介
    金原理(国文学、日中比較文学研究)と清水孝純(ロシア文学、特にドストエフスキー研究)という二人の碩学門下の研究者たちによる本格的な比較文学論集。安部公房、芥川龍之介、漱石、司馬遷、プルースト、ドストエフスキー、小林秀雄等を軸に、最新の比較文学比較文化論を展開する。〈目次から〉安部公房の満洲表象と実存主義/植民地文学としての台湾シュルレアリスム/憂国の夢——夏目漱石『夢十夜』「第七夜」を中国語訳から読む/後藤明生のドストエフスキー受容/植民地主義批判の逆説——佐藤春夫『上海』論/他

    目次
    Ⅰ 論考篇
    1 日本近現代の文学と植民地
    安部公房の満洲表象と実存主義―短編小説「飢えた皮膚」における植民地主義批判………大場健司
    植民地文学としての台湾シュルレアリスム―楊熾昌「檳榔子の音楽=ナタ豆を喰ふポエテツカ=」について………賴怡真
    植民地主義批判の陥穽―佐藤春夫「上海」論………李天然
    芥川龍之介「桃太郎」の〈南〉表象………藤原まみ

    2 日中近代の文学と翻訳
    近代中国アマチュア演劇運動における日本文学―康友訳、菊池寛「玄宗の心持」を例として………陳竹
    憂国の夢――夏目漱石『夢十夜』「第七夜」を中国語訳から読む………西槇偉
    銭稲孫の『神曲』翻訳について………稲森雅子

    3 中国古典と日本、朝鮮
    司馬遷『史記』「伯夷列伝」を通した中島敦「弟子」―天への疑問に着目して………荒木雪葉
    『先哲叢談』等に見える朝鮮通信使記事について―江戸文人のまなざし………石川泰成

    4 日本文学とフランス、ロシア
    マルセル・プルーストに反論する?――平野啓一郎『マチネの終わりに』における『失われた時を求めて』に対する言及………林信蔵
    後藤明生のドストエフスキー受容―講演「百年後の小説家として」(一九八一)の分析から………松枝佳奈越境する演劇―小山内薫の新劇運動とロシア………溝渕園子
    『魔の山』のサタニズムを巡る一考察―ベルジャーエフを手掛かりに………大谷幸太郎

    Ⅱ 随想篇
    比較文学研究の未来に向けて………西成彦
    金原先生のおおらかさ………森田直子
    金原理先生を偲ぶ………朴美子
    金原先生の憶い出………小田桐弘子
    金原理先生と熊本大学比較文学研究室………西槇偉
    二人の恩師………野田康文
    比較文学会九州支部、昔むかーしの話………石橋美恵子
    手取り足取り………横尾文子
    清水先生との最後の食事………西野常夫
    清水先生を偲んで………陳齢
    清水先生の読書会………前田知津子
    清水先生―研究へのリスペクト………小田桐弘子
    清水孝純先生を偲ぶ………大嶋仁

    Ⅲ 資料篇
    金原理先生 略歴 業績・著作目録
    清水孝純先生 略歴 業績・著作目録

    著者
    日本比較文学会九州支部
    にほんひかくぶんがくきゅうしゅうしぶ
    2025年に結成70周年を迎える。約60名の会員が九州支部に所属。春と秋の2回、九州大会を開催。支部会員には山口県に在住あるいは在職の方も含む。HP

    西槇 偉(にしまき・いさむ)
    にしまき・いさむ
    熊本大学大学院人文社会科学研究部教授。共編著に『夏目漱石の見た中国 『満韓ところどころ』を読む』(集広舎、2019年)ほか。

  • 書籍紹介「もっと読みたくなる!芥川龍之介」

    「もっと読みたくなる!芥川龍之介」(作品社)
    野田康文編集・入江香都子著・溝渕園子著(発行 2024.11)

    【内容】
    文学研究のダイバーシティを具現化するまったく新しい芥川スタディーズ!

    芥川といえば、「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」「鼻」……でも、それだけではもったいない。もっと面白い作品がたくさんあるのに――。異なる専門領域の執筆者が多角的な視点から芥川文学の魅力を解き明かす!
    ●特別寄稿●西成彦「ハーンから芥川へ――『今昔物語』の転生」

    【内容目次】
    第一部 言葉の連なりと複数の視点、あるいは精密なパズル――芥川龍之介の創作方法
     第一章 決定的瞬間の記憶――「藪の中」の時空間
     第二章 「秋」――崩壊する物語と物語の完成
     Colum1 批評から小説が生まれるとき
    第二部 <私>を探す物語
     第三章 「庭」――受け継がれていくもの、作りかえられていくもの
     第四章 「六の宮の姫君」――原点からの改変にみるアイデンティティの問題
     第五章 「白」――名前をめぐる物語
     Colum2 「凡てを相対的に見る」ということ
    第三部 Beyond Borders――芥川文学をめぐる世界の旅
     第六章 芥川周辺から辿るロシア文学との邂逅の磁場
     第七章 「黒衣聖母」――変容する聖母と<少女>としてのお栄の視点
     Colum3 「ハーンから芥川へ――『今昔物語』の転生」

    ※同窓生の野田康文様が編集され、先生方も寄稿されているご本です。
     内容をこうして読んだだけでも、とても興味が湧いてくる内容ですので、興味がおありの方は是非お読みになってください。

  • 西日本新聞書評で西先生のご本が取り上げられました


    西日本新聞2025年1月15日、西成彦先生の著書『ラフカディオ・ハーンの耳、語る女たち』について、北九州市立文学館館長・今川英子様による書評が掲載されました。
    ネットでは、有料会員のみ閲覧可能です。
    『ラフカディオ・ハーンの耳、語る女たち』西成彦著 滅びゆく声に聞いたものは|【西日本新聞me】

    とても興味深い内容ですので、よろしければお読みになっていただければと思ってお知らせします。

  • 溝渕園子先生 著書のご紹介

    第三回同窓会でご講演いただきました、広島大学大学院人間社会科学研究科教授でいらっしゃいます、溝渕園子先生(1999_2007熊大比較文学にご在籍)の著書を紹介させていただきます。

    006-7

    過去と現在や自国と他国のあいだを越境する言葉によって文学は新たな視野をひらきつづけてきた。
    他者を取り込む〈翻訳〉という行為をキーワードに、
    夏目漱石、太宰治、小山内薫、芥川龍之介、宮本百合子から三島由紀夫、村上春樹、水村美苗などを読み解き、
    日本文学とロシア文学の相互作用に光をあて
    新たな文学誌を浮き彫りにする比較文学の論考。現在や自国と他国のあいだを越境する言葉によって文学は新たな視野をひらきつづけてきた。
    他者を取り込む〈翻訳〉という行為をキーワードに、
    夏目漱石、太宰治、小山内薫、芥川龍之介、宮本百合子から三島由紀夫、村上春樹、水村美苗などを読み解き、
    日本文学とロシア文学の相互作用に光をあて
    新たな文学誌を浮き彫りにする比較文学の論考。

    詳細はこちらから
    〈翻訳〉の文学誌(溝渕園子 著) (gunzosha.com)

  • 関口時正先生のご講演と新刊のご案内

    〇関口時正先生のご講演

    生者と死者、物質と非物質、私と私でないものをつなぐ言葉 ― ヘルベルトの詩の世界

    10月14 15:00 – 16:30 イタリア文化会館

    1924年にリヴィウ市(現在のウクライナ)で生まれ、1998年にワルシャワで没したズビグニェフ・ヘルベルトは、20世紀後半のポーランド語文学を代表する詩人の一人です。何回もノーベル文学賞の候補にあがったことがありますが、残念ながら日本では知られていません。この詩人の生誕100年にあたる今年、初めて詩集の日本語訳が出版され、その豊かな詩の世界をのぞくことができるようになりました。本イベントでは翻訳者自身が詩集を解説します。
    ↓リンク
    生者と死者、物質と非物質、私と私でないものをつなぐ言葉 ― ヘルベルトの詩の世界 | イベント | ヨーロッパ文芸フェスティバル2024 (eulitfest.jp)

    〇関口時正先生の新刊

    「ヘルベルト詩集」未知谷2024年9月26日
    ズビグニェフ・ヘルベルト(著)、関口時正(編集、翻訳、解説)

    ヘルベルト詩集

    →Amazon